たった1日で彼女が出来た!
滝川愛美の復縁メール術〜彼に『もう一度』と言わせるテクニック〜

馬場俊英 インタビュー

馬場俊英 インタビュー3


馬場俊英 インタビュー

10代の失恋より、むしろ30代の失恋のほうが、ダメージは大きいと思うんですよ(笑)


MSN:石橋を叩きながら、という感じで。

馬場俊英:そうそう。だから10代の失恋より、むしろ30代の失恋のほうが、ダメージは大きいと思うんですよ(笑)。失恋して悲しい想いをしても、翌日会議があれば、会社に出ていかなかなければならない…そういう環境で歩いている“僕ら”を唄えるんじゃないか、そういうものをそのまま唄ってもいいんじゃないかっていう、それに気づけたんですよね。

MSN:その“本質”に気づけたインディーズから、またメジャーの世界に戻ることに、不安はありませんでしたか?

馬場俊英:そうですね…やっぱり、もう一回メジャーでやって、それでもうまくいかなかったら、せっかく原点に立ち返って掴んだものさえも否定されてしまうワケで。それではファンもがっかりするんではないかって…そういう危惧はありました。でもやっぱり、夢があったんですよね。自分の音楽を多くの人に聴いてもらいたいとか、ヒットチャートに自分の名前が載るのを見てみたいとか、大きな会場でコンサートをやってみたいとか。

MSN:その“もう一度上を目指したい”っていう気持ちは、若い世代はもちろん、社会に出てからも、胸の中に夢を抱いている人たちにとっても、大きな励みになりますよね。

馬場俊英:そう思ってもらえると嬉しいですね。そういうふうに、自分を奮い立たせる目標を持って頑張るのが僕のスタイル、僕の音楽だと思います。

馬場俊英 インタビュー

馬場俊英 インタビュー2


馬場俊英 インタビュー2

合間合間に小さいスタートと小さいゴールがたくさんあって、その積み重ねがあるから、大きなゴールが感動的なんだとも思います


MSN:確かにタイトルにもなっている“スタートライン”というテーマは、聴く人によって感じる時期、状況も違うでしょうからね。

馬場俊英:そうなんですよね。例えば高校野球っていうと、“甲子園”っていうイメージがありますけど、同時に毎日の練習も同じように高校野球だっていう考え方もあると思うんです。僕らも同じように、大きな舞台に立つことも大事ですけど、いろんな所で唄う時それぞれが、僕の音楽活動である。そういう意味では毎日毎日、一回一回がスータトラインであると思うんです。そういうふうに、合間合間に小さいスタートと小さいゴールがたくさんあって、その積み重ねがあるから、大きなゴールが感動的なんだとも思います。だから、いろんな人に、いろんな状況で寄り添って聴いてもらえる唄になれたら嬉しいですね。

MSN:馬場さん自身、一度メジャー・デビューを果たしながらも、思うような成績を残せず、それでもインディーズで頑張って、またメジャーの世界に返り咲いているだけに、この「スタートライン〜新しい風」は、リアリティを持って聴けますよね。

馬場俊英:そうですね。僕の場合、最初にフォーライフからデビューする以前に、10年位アマチュアで活動していたので、デビューがアマチュア活動のゴールみたいな感じがあったんですよね。だから、新しい場所で挑む準備ができてなかったというか、あてどなく船を漕ぎ出していたというか、“自分は何がやりたい”というのが分からなくなってしまっていたなと、今になって思いますね。“今度の新作は売れるかな? ”とか、“みんな気に入るかな? ”とか、そういうことばかりを気にするようになっちゃっていたし…でもインディーズに移ったことで、状況的に売り上げとか人の目を気にする以前の段階に置かれて、ある意味音楽を演る原点に戻ることができたんですよ。そうしたら、すごく自分らしくなったんですよね。例えばジャケットとかも、僕がそのへんの景色をパッと撮ったものを使ったりしたんですけど、その時はそのほうが自分らしかったんですよね。内容にしても、ボーカルを中心としたシンプルな作品になって…。

MSN:その“自分らしさ”というを、もう少し具体的に説明できますか?

馬場俊英:そうですね…やはり30代は、あきらかに10〜20代の青春時代の延長線上にはないというか少しニュアンスが違うと思うんですね。一度そういうものは終えて、仕事や結婚という“新しい場所”の中で改めて感じる悩みや迷いがあると思うんです。言ってみれば、大人の青春みたいなものというか。10代のような、ガムシャラさばかりでもなく、いちかばちかみたいなものでもなくて、ある程度抑えつつ…。

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馬場俊英 インタビュー1


馬場俊英 インタビュー1

一度はメジャー・デビューを果たすも、思うような成績を残せず、レコード会社との契約が終了。しかし音楽で生きていくことが諦められず、インディーズで孤軍奮闘。そのピュアさ、タフネスさが反映された音楽性が支持を集め、再びメジャー・シーンに戻ってきた―まるでドラマのような経歴を、馬場俊英はおくってきた。そんな彼がリリースする『スタートライン 4 SONGS』は、“いま”を生きる人間の喜怒哀楽と、いっぺんの曇りもない希望が詰め込まれているのだ。


今、また新たに歩き始めるんだっていう想いから、もう一度唄ってみたいと思った



MSN:ニュー・シングル『スタートライン 4 SONGS』の表題曲「スタートライン〜新しい風」は、以前発表された作品のリメイクですが、どういった経緯で今一度出すことになったんですか?

馬場俊英:そうですね…僕にとってこの「スタートライン」という曲は、これまでの活動の中で何度も自分に言い聞かせたり、あるいは新たな目標に向かって頑張ろうっていう時の支えになった楽曲なんですね。で今年の4月に、「野音でピース」っていうライブ(大阪野外音楽堂での単独公演)を開催したんですけど、僕とっては念願のライブだったものですから、そこで何かがひと区切りついたような感じがあったんです。なので今、また新たに歩き始めるんだっていう想いから、もう一度唄ってみたいと思ったのがひとつ。あと、ライブで何度も演っているうちに、作った頃とはまた違う感じで唄うようになっていたので、その感じでも一回残してみたいっていうのがあったんですよね。

MSN:今回は、コブクロの小渕健太郎さんをサウンド・プロデュースに迎え、ストリングスを導入した壮大に作りになっていますね。

馬場俊英:どうせ演るなら、いろいろな部分に今回改めて演る理由づけというか、ストーリーが欲しいねって話をして。じゃあ近年交流のあるミュージシャンとセッションしてみようということになり、すぐに思いついて一番交流が深かった小渕クンに声をかけさせてもらいました。忙しいスケジュールの中、2日間時間を合わせてくれたんですけど、とにかく熱心にアイディアを出してくれて。朝方まで一緒に作業してくれました。

MSN:前のバージョンと聴き比べてみて、どんな感想を持たれました?

馬場俊英:歌詞とメロディが同じな分、周辺のものが浮かび上がってくるっていうか。やっぱりたずさわる人とか状況において、まったく違うものになるんだなって思いましたね。それは受け取るリスナーも同じで、聴く人それぞれが好きに受けとめられる曲だなっていうのを、改めて思いました。